節分の由来とは?鬼の正体とは?正しい豆まきで邪気祓い!

最近では、節分といえば豆まきよりも恵方巻きの方が有名になってしまいましたが、節分の豆まきは古くからの日本の風習。

『邪気を祓う』という大切な意味があるのが豆まきです。

一年に一度の行事ですし、やって損はないはずです。やり始めたら案外楽しめるのは、私たちのDNAに記憶が残っているからでしょうか。

さて、この豆まきには一応お作法があります。

せっかく豆まきするなら正しい方法で行って邪気を祓い、福を呼び込みましょう!

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節分の由来とは?

昔の暦では、立春は年の初めでした。

お正月を新春といったりしますが、この名残りなのでしょう。

寒い冬が終わって春を迎える喜びと新しい年を迎えるめでたさ。なんだか今のお正月よりワクワクしてしまいそうですね。

現代では、師走にすす払いをして大晦日までに年神様を向かえる準備をします。

それと同じように、昔の人は立春の前に邪気を祓って場を清め、立春の福神様を招いたのですね。

節分のルーツは、宮中行事の『追儺(ついな)』といわれる行事。

難しい言葉ですが、これは『鬼やらい』ともいい、鬼に変装した人を追いかける大晦日の邪気祓いの儀式でした。

やがてこの行事が民間にも広まって、目には見えないけれど何か悪さをするもの、つまり寒気や疫病などの災厄を鬼に見立てて、魔を滅する豆(魔滅)で追い払うという風習になったそうです。

病気や不運は目に見えないものですが、それを目に見えるものに見立てて追い払うという想像力は、今の人には欠けているものかもしれませんね。

節分の鬼の正体とは?鬼門って何?

 

『鬼門』とは、その名のとおり鬼が出入りする方角、つまり縁起の悪い方向を指します。

昔の人は、この鬼門をとても気にしたといいます。

縁起の悪い方向は、中国の陰陽五行説によって占われます。

昔の人は、自分の家が鬼門にあるとわかるとすぐに居場所を移し、目的地に行く途中に鬼門があればわざわざ遠回りしました。
これを『方違え(かたたがえ)』といいますが、有名な「源氏物語」にもその様子が描かれています。

また、鬼門を避けるだけでは足りず、鬼門の邪気を封じる仕掛けをしたそうです。

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どういうことかというと、お寺を建てて鬼を封じ込めたのです。
平安の都には延暦寺、江戸城の鬼門には寛永寺があり、これはどちらも鬼門に立てられたお寺で、鬼封じの役割があります。

縁起の悪い鬼門の反対が『恵方』。
関西方面の風習には、節分に恵方を向いて太巻き寿司を食べると縁起がよいとされ、『恵方巻き』としてよく知られていますよね。

この恵方巻き、実はコンビニエンスストアがつけた商品名なのです。
太巻き寿司を『恵方巻き』として売り出したところ、爆発的に売れるようになったそうです。

恵方巻きという名前が定着する前から太巻き寿司を食べる風習はありましたが、単に『巻き寿司』『丸かぶり寿司』と呼ばれていたそうです。

恵方まきの由来についてもっと詳しく知りたい方はこちらへ→恵方巻きの名前はコンビニが発祥?ご利益はあるの?

ところで、節分の鬼のお面には大きな角がついていますよね。
それから鬼のトレードマークのひとつが虎のパンツ。

なぜこのような格好をしているのでしょう?

陰陽五行説では、方角は干支で示されます。
北から時計回りに子から亥まで十二に刻まれていますね。

このうち鬼門というのは東北の方角なので、丑と寅の間にあります。
そういうわけで、鬼は両方の特徴を取って、牛の角を持ち虎の皮のパンツをはいているんですね。

節分の豆まきのやり方は?

節分の豆まきは、一家の主人が煎った大豆を、「鬼は外、福は内」と声をかけながら家の外と内に豆をまいて回るのが一般的です。

ところが、地方によって風習が違う場合もあるのですね。
地名に鬼がつく地域や、鬼子母神などの鬼を祭神とする神社では、「福は内、鬼は内」というところもあるそう。

豆をまいた後は、自分の年より一つ多い数の豆を食べると、その年は病気をせずに健康に過ごせるといわれました。
なぜ豆を一つ多く食べるかというと、昔は新年にみんなが一緒に年をとる『数え年』が一般的だったから、とも言われます。

正しい節分の豆まきのやり方

①豆を枡などに入れ、神棚にお供えします。
②鬼は夜に来るといわれているので、節分の日、日が暮れてから家族で集まります。
③一家の主人や、その年の干支生まれの男性である年男が豆まきを行います。玄関や窓を開けて、「鬼は外」といいながら豆をまきます。鬼が戻ってこないように窓を閉めてから、「福は内」といって家の中にも豆をまきます。
④巻き終わったら、年の数より一つ多い数の豆を食べて、新しい一年の無病息災を祈りましょう。

節分の由来と鬼の正体とは?正しい豆まきで邪気祓い!のまとめ

もともと節分とは、立春、立夏、立秋、立冬の四つの季節の分かれ目を意味する言葉。
立春の前にだけ特別にお清めして祝うのは、年の初めの特別な日だからです。

二度目のお正月として、豆をまいてお清めして福神様を招きましょう。

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