インフルエンザの症状と診断方法。型による違いと似た症状のウィルス感染症について

冬に流行る感染症といえばインフルエンザが代表的ですが、流行時期に突入する前の時期はその症状が、インフルエンザによるものなのかそれとも風邪なのか、判断に迷うことありませんか?

効果的な治療を受けるためには、すばやく正しい判断がをする必要があります。
こちらで確認しておきましょう。

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インフルエンザの症状と診断

インフルエンザでも、一般的な風邪の症状が多く見られます。
咳や喉の痛み、鼻水などがそうです。

そこで、風邪と区別するための、インフルエンザに見られる特徴的な症状は、突然の熱発(38℃以上)、全身の倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛、頭痛などです。
これらの全身症状が、急激に襲ってきます。

 

以下の3つの項目に全て当てはまるなら、インフルエンザに感染している可能性はかなり高いです。

◎地域内でインフルエンザが流行している
◎38℃以上の熱が出る、悪寒
◎突然の発症(いきなり熱がグンとあがったりする)

それから、先ほどお話しました、インフルエンザに特徴的な症状。
●全身の倦怠感
●食欲不振
●関節痛
●筋肉痛
●頭痛

その他の要素。
○室内の空気が乾燥している
○睡眠不足
○人ごみの中に出る

こういう人も、インフルエンザに感染する確率が高いです。

以上に当てはまるものが多い人は、早めに病院へ行きましょう。

早めに…とは言いましたが、病院へ行くタイミングは、実は早すぎても都合が悪いのです。

どういうことかというと、病院で行うインフルエンザの検査に関係があります。
だいたいの病院が、鼻に細い綿棒を入れてその綿棒についたウィルスを検出する方法で検査します。

そのウィルス量ですが、発症後12時間以上経つと、検査に必要十分な量となります。

なので、12時間経たずに検査をすると、実際はインフルエンザに感染しているのにも関わらず、ウィルス量が足りないために、ニセの陰性反応として出てしまいます。

そうれでもすでに感染していれば、症状は悪くなる一方。
おかしいな?と思ってもう一回検査したら陽性になる、というのは結構よくあります。

ただし、タミフルをはじめとするインフルエンザの抗ウィルス薬は、発症後48時間以内に服用しないと全く効果がありません。

この二つを満たすとすると、発症後1日~2日の間に受診するのが良いでしょう。

インフルエンザの症状A型、B型、新型の違い

インフルエンザの型には、A型、B型、あまり知られてませんがC型というのもあります。
あとは鳥インフルエンザ、新型インフルエンザがあります。

A型はヒトだけでなく、鳥や豚などの動物も感染しますが、B型とC型はヒトにしか感染力を持ちません。

A型インフルエンザ
A型の症状は先ほどお話しした通り、突然の熱発(38℃以上)、全身の倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛、頭痛などが主症状となります。

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B型インフルエンザ
B型はこれらA型の主症状に加えて、下痢や吐き気などの消化器症状や、呼吸器症状も現れやすいです。

C型インフルエンザ
C型については、A型やB型に比べて症状が軽いです。
普通の風邪のような症状で、一度感染したら、もう感染することはほぼないといわれています。
また、症状が軽いので、ただの風邪と勘違いされ、知らないうちに感染して、いつのまにか抗体ができあがっている、なんてケースもあるようです。

新型インフルエンザ
新型インフルエンザとは、何らかの原因で抗原性が大きく異なるインフルエンザが現れ、免疫を持っていない人々が次々に感染し、大流行を起こすことです。
いつ起きるかということは予測不能ですが、スペインかぜにはじまる今まで起こった大流行の傾向から、数十年に一度はこのような大流行が起こっています。

鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザはA型の一種です。
普通は鳥類が感染するインフルエンザですが、数年前に中国でヒトに鳥インフルエンザ感染者が出たのは記憶されているかたも多いのではと思います。

感染原因ははっきりわかっていないのですが、きちんと加熱した鶏肉ならば食べても感染することはないそうです。
気分的にどうかは置いておいて。

症状は、発熱、咳、息切れ、肺炎などです。
今のところ、鳥からヒトに感染することはあっても、感染者からヒトへの感染はないと言われています。

インフルエンザの症状と似ているウィルス感染症

発症後1~2日でインフルエンザの検査をしたけれど、結果は陰性…
ではこの症状は何が原因がでしょうか?

インフルエンザによく似た症状となるウィルス感染症に、『アデノウィルス感染症』というのがあります。

プール熱(咽頭結膜熱)やはやり目(流行性角結膜炎)が代表的ですね。

症状としては、4~5日の潜伏期間後、突然38~40℃の発熱があり、それが4日から1週間続きます。
喉の腫れと結膜炎を伴うのが普通ですが、必ずしも3つの症状が同時に現れるとは限りません。
また、高熱のためと思われますが、人によっては全身倦怠や頭痛、関節通、筋肉痛を伴うこともあります。

インフルエンザが強く疑われる際の、3つのうち2つを満たしていますから、インフルエンザではないかと勘違いするのも無理ないですよね。

ただ、インフルエンザと違うのは、アデノウィルス感染症は鼻水などの風邪症状がないことです。

喉の痛みは強烈らしいので、そういう場合は、アデノウィルス感染症を疑ったほうがいいかもしれません。
このアデノウィルスも結構感染力が強いので、感染した場合はほかの人にうつさないようにする対処が必要です。

まとめ

『地域内でインフルエンザが流行している』『38℃以上の熱が出る、悪寒』『突然の発症(いきなり熱がグンとあがったりする)』の3つに当てはまる場合は、インフルエンザ感染の可能性をかんがえてみましょう。

症状が出てから12時間後に病院で検査を受け、48時間以内に抗ウィルス薬を服用することで、早期回復が望めます。

また、流行時期は特に、うがい手洗いマスクをするなどして、感染を予防することが大切です。

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