ノロウイルス感染の症状と感染経路は?感染時の対応と予防策について

毎年この時期に流行りだすノロウィルス感染症。

感染した方はお分かりかと思いますが、下痢と嘔吐の繰り返しがエンドレス…
さらに、感染力が非常に強いウィルスですので、ひとにうつしてしまう可能背が非常に高いです。

ノロウィルスだという認識がなく、いつのまにか自分が感染源になって会社内、あるいは家庭内に広まっていた…なんてことにならないように、ノロウイルスの症状、感染経路、予防法を知りましょう。

まずはノロウイルスに感染しないように、また感染してしまったときは感染を防ぐ手段を取りましょう。

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ノロウイルスに感染したときの症状は?

「ノロウィルス」…なんだか不思議な名前ですよね。

この名前がどのような由来でつけられたのかご存知ですか?

ノロウィルスは1968年にアメリカのオハイオ州ノーウォーク(Norwalk)という町の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者のふん便から始めに検出されました。
頭3文字「Nor」+連結辞「o」+「virus」=ノロウィルスと名づけられました。

名前の由来からもわかるように、ノロウィルス感染症の主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、また軽度の発熱です。
通常、これら症状が1~2日続いた後、自然に治ります。

また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化することもあります。

吐いたものをのどに詰まらせて、窒息死するケースもあるらしいです。
子供やお年寄りからは目を離さないほうがいいかもしれませんね。

潜伏期間(感染から発症までの時間)はおよそ24~48時間です。

ノロウィルスによる感染症は、実は一年を通して発生しているのですが、11月くらいから発生件数は増加しはじめ、12~翌年1月が発生のピークになる傾向があります。

ノロウィルスの恐ろしさは、その強い感染力です。

たとえば、インフルエンザの場合、ウィルスが数億個体内に入ると感染します。、一方、ノロウィルスは、数百程度のウイルス量で感染してしまうのです。

インフルエンザの100万倍の感染力ということですね。

現在、ノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。このため、通常、対症療法が行われます。

「療法」といっても、大人の場合なら、1~2日間を安静に寝ていれば自然に治ります。
水分と栄養の補給はしっかりと行います。

ただ、体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしやすいので、脱水症状がひどい場合には病院に行って点滴してもらいましょう。

下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないほうがいいみたいです。

休業期間は症状消失後2、3日間といわれています。

注意点は、発症後ではなく、症状がなくなってから2,3日ということです。

ノロウイルスの感染経路はどこから?

ノロウィルスの感染経路は2種類あります。

一つ目は飲食物からの感染です。
牡蠣などの二枚貝が原因で感染する話は有名ですが、そのほかの食品に関しては、実際にどの食品が原因であるのかを特定するのは難しいそうです。

二つ目は、感染者の吐いたものや排泄物からの感染です。
直接手で触れると感染するのは誰でもわかりますが、感染者が触ったドアノブ、カーテン、リネン類、日用品などにもウィルスは感染力を持ったまま、残っています。

また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することもあります。

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2週間ほどするとウィルスは死滅しますから、家にお客さまを呼ぶなら2週間後にしたほうが無難ですね。

ノロウイルスに感染して症状が続くのは2、3日、長くても1週間くらいですが、症状が治まっても、ウィルスは2週間ほどの間は体内に居座っていると考えてください。

下痢はおさまっていると思いますが、普通に排泄は毎日しますよね?
その中にまだウイルスがいる可能性があります。

ということは、ノロウィルスに汚染されたトイレが感染源になる例もあります。

ノロウィルスに感染したかな?と思ったら病院にいくと思いますが、ノロウィルスの検査は、3歳未満の子供と65歳以上の高齢者以外は保険が適用されないのです…

普通に病院で行われる検査は2種類で、検査キットを使う簡易検査と、PCR法という精密検査です。

検査キットを使う方法は、15分くらいで結果が出るのですが、本当は陽性なのに、陽性と出なかったりすることがあり、100%結果が信用できるものではありません。

値段は3000~5000円くらいです。

PCR法は、結果は正確だけれど、結果が出るのに1~2週間ほどかかります。

…2週間たったら治っちゃってますよね。

なので、この検査は食品に携わる仕事に勤めている方や、原因究明の研究目的で行われることが多いです。

値段も高く、8000~15000円くらいします。

どちらの方法にしろ、保険がきかないので、検査を受ける方は少ないようです。

症状や、その人の周りでノロウィルス感染症が流行っているかなどの状況から、医師がノロウイルスを原因と推定する場合が多いようです。

ノロウイルスの感染を予防するには

ノロウィルスは熱に弱いです。

二枚貝などの食品などの場合、中心部が85℃~90℃で90秒以上加熱すれば安全と言われます。

また、シーツやカーペットを部分的に消毒するなら、スチームアイロンによる加熱が有効です。

ただし1箇所当たり2分程度加熱する必要があります。
広範囲になるとかなり大変な作業になってしまいますね。

感染者が使った布団は、家庭用布団乾燥機では十分な消毒効果が得られない場合がるので、寝具などの消毒は専門の業者に依頼しましょう。

次亜塩素酸ナトリウムは、ノロウィルスの消毒に有効です

嘔吐物などで汚染されたカーペットを消毒する場合には0.0001%に薄めた溶液を直接ふりかけます。

衣類を消毒する場合には0.02%溶液に30~60分つけるか、または85℃以上の熱湯で1分間加熱します。
ただ、消毒はできますが、シミは残ってしまうかもしれないですね…

また、レドックスターという消毒剤が話題になっていますね。これは弱酸性の次亜塩素酸水溶液です。

pHを弱酸性に調整することにより、次亜塩素酸の殺菌力を最大に引き出した製品らしいです。
弱酸性ということで、お肌にもやさしい消毒剤となっているのが特徴です。

ノロウィルスにかかってしまった場合、病院など「隔離できる」特殊な環境でなければ、感染を防ぐことはかなり難しい、というのが現実ですが、感染者が出てしまった場合は、できる限りの予防策をとりましょう。

まとめ

ノロウィルスは感染力が強く、家庭内などに持ち込むとかなり厄介なことになってしまいます。

まずは感染を予防する意味で、流行時は特に、手洗い・うがいをしっかりとして、マスクをつけるなどの対策をとりましょう。

あとは、やはり免疫力が落ちているといろいろな感染症にかかりやすくなってしまうので、普段から免疫をつけるような食事や生活習慣を身につけましょう。

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