インフルエンザの潜伏期間はうつる?家族への感染経路と予防法

そろそろインフルエンザが流行しだす時期になってきましたね。

インフルエンザには、感染はしているけれど症状が出ないという潜伏期間があります。

インフルエンザが流行する時期や、つい何日か前に会った人がインフルエンザにかかったと聞くと心配になりますよね。

潜伏期間中は人にうつす可能性はあるのか?

また家族がインフルエンザに感染しないためにどうするか、感染してしまった場合の予防法をまとめました。

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インフルエンザの潜伏期間はうつる?


出典:http://www.xn--nyq66skyb86e.net/977

インフルエンザは、感染してからすぐに症状が出るわけではありません。

症状が出るまでの空白の期間を、『潜伏期間』と言います。

この潜伏期間の日数と症状、潜伏期間中に他の人にうつす可能性があるのかどうかをお話しします。

インフルエンザの潜伏期間は?


潜伏期間とはウイルスに感染(体の中に侵入)してから、インフルエンザの種々の症状が現れるまでの期間のことです。

インフルエンザに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。

具体的には、悪寒、頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状、咳、痰(たん)、呼吸困難、腹痛、下痢などの胃腸症状などです。

普通の風邪と同じような症状ですが、その程度はインフルエンザの場合の方が激しいです。

インフルエンザの感染から発症までの流れは以下のようになります。

①感染
②潜伏期間約1日~2日
③発症3日~5日
④回復期(二次感染期間)発症日~7日間程度
②③④の期間は他人へ感染させてしまう期間です。
症状が収まった後の④回復期に入っても2~3日は感染源となる可能性があるため、登園、登校、通勤はできる限り控えたほうがよいでしょう。

ここで言う「発症」とはは「発熱」のことを指すそうで、発熱の翌日を1日目と数えます。

インフルエンザの潜伏期間中は人にうつる?

インフルエンザに感染したけれど、まだ発症していない場合、他の人にうつす可能性はあるのでしょうか?

インフルエンザウィルスが体の中に入ると、爆発的な勢いで増殖します。

感染してからおよそ8時間で100倍、16時間後に1万倍、24時間後には100万倍にも増えるのです。

このことから、感染した人の免疫力にもよりますが、たとえ潜伏期間であってもウィルスの増え方次第では他の人にうつす可能性は十分あるといえます。

しかし、『発症していない』ということは、まだ症状が出ていないということです。

インフルエンザの感染経路は、感染者のせきやくしゃみなどに含まれるインフルエンザウィルスが原因ですから、そのような症状が出ていないうちは感染する可能性は低いです。

ただ、感染者が使ったコップに口をつけたり、感染者の手のひらなどに付着したウィルスに触れてしまったような場合は感染する可能性はあります。

また、インフルエンザは予防接種を受けても感染することがありますが、予防接種を受けていると症状が比較的軽く、発熱も38度に達しないこともあるようです。

ここで注意が必要なのは、インフルエンザは予防接種を受けている場合です。

基本的に、インフルエンザの予防接種というのは、『インフルエンザに感染しない』わけではなく、『インフルエンザに感染しても重症化しない』ように接種するものです。

予防接種を受けていると症状が比較的軽いので、普通の風邪だと思ってしまう場合があります。

本人は症状が軽くても、インフルエンザには変わりありません。

このように、気が付かずに他の人にうつしてしまうこともあるのです。

インフルエンザが流行する期間は、風邪かな?と思っても、念のため病院で検査をしてもらうことを習慣とすると良いと思います。

同居している家族に小さなお子さんや高齢者の方がいる場合は、インフルエンザに感染すると重症化する可能性がありますから、とくに配慮が必要です。

インフルエンザの家族への感染経路

インフルエンザに感染した場合、一番うつす可能性があるのは、長い時間を共に過ごす家族です。

子供が学校でインフルエンザに感染して、お父さんやお母さんにうつしてしまうというのはよく聞く話ですね。

では、インフルエンザはどのようにして人に感染するのでしょうか?

その経路をみていきましょう。

飛沫感染


出典:http://utuyoiro.net
インフルエンザ感染者の咳やくしゃみなどが飛び散って飛沫となり、
それを周囲の人が口や鼻から吸い込むことで感染することです。

飛沫の飛ぶ距離は、咳で約3メートル、くしゃみで約5メートル飛びます。
勢いよく咳やくしゃみをすると、拡散する範囲も広くなります。

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また、咳やくしゃみをする際に手で覆ってすると、その手にウィルスが付着することになり、その方が掴んだ電車のつり革なんかは、感染源となってしまいます。

これを防ぐには、感染者はもちろん、その周囲にいる方もマスクをするようにしましょう。

空気感染

飛沫感染は、感染者の咳やくしゃみに含まれるウィルスを直接吸い込むことで感染するものでしたが、
空気感染とは、空気中に漂っているウィルスを吸い込むことで感染します。

どういうことかというと、感染者の咳やくしゃみによって飛散したウィルスは、
小さな微粒子と(飛沫核)となって、病原性を保持したまま空気中に長時間浮遊します。

この飛沫核を吸い込むことで感染することを空気感染といいます。
インフルエンザが「感染力が高い」と言われるのは、空気感染でもうつってしまうからなのです。

そのため、感染力が高いうちは感染者を休ませるなどの措置を取る必要があるのです。

なぜインフルエンザが冬の時期に流行するのかと言うと、空気の乾燥が関係しています。

空気が乾燥していると、ウィルスが浮遊しやすい環境となってしまいます。

気温15度以下、湿度40%以下になると、インフルエンザウイルスが活性を保ちやすい気象条件になるといわれています。

暖房機器を使用すると空気が乾燥しやすくなってしまうので、加湿器などをつかって湿度を上げるようにすることも感染防止につながります。

接触感染

接触感染には2種類あって、感染者のウィルスが付着した手や口などから直接感染することを「直接接触感染」といい、感染者の扱ったものなどにウイルスが付着して、それを触るなどして感染した場合は「間接接触感染」と言います。

例えば、インフルエンザに感染している人が手で覆ってくしゃみをしたら、ウィルスはその手に付着します。
その手のまま何かに触れてしまうと、それは感染源となり得ます。

感染者の使ったコップを洗浄せずに使って感染してしまう例もあります。

家族にインフルエンザ感染者がいる場合は特に注意が必要です。

インフルエンザに家族が感染しないための予防法


まずは、家族にインフルエンザ感染者を出さないことが一番です。

基本的なインフルエンザの予防法は以下の通りです。

●インフルエンザが流行している時期は人混みをさける。

●手洗い、うがいをしっかりと

●十分な栄養と休息をとりましょう。

●加湿器などで室内の湿度を50~60%に保つ(インフルエンザウイルスの空気中での活動や感染を抑えるため)

また、小さな子供や高齢者がいる場合は、インフルエンザが流行する前に予防接種をしておきましょう。

予防接種を受けておけば、たとえ感染したとしても症状が軽くてすみます。

子供や高齢者は免疫機能が低い場合が多いので、インフルエンザに感染すると重症化しやすく、最悪の場合インフルエンザ脳症などになる可能性もあります。

予防接種は、11月ころまでに受けておくのがいいでしょう。

インフルエンザ脳症の詳しい説明はこちらをご覧ください→http://happiness-days.com/101.html

家族に感染者が出てしまったらどうする?

家族に感染者が出てしまった場合、一緒に住んでいる家族はうつる可能性が非常に高くなります。

まずは感染者を、家族から遠ざけ、できれば個室で静養させます。

また、家の中の空気中にインフルエンザウィルスが浮遊している可能性がありますから、感染者以外の家族も家の中でマスクをする方がいいです。

 特に発症から3日間くらいは非常に感染力が高いので注意してください。 

感染者を看護して、直接接触した後は、必ず手洗い、うがいをしましょう。

感染者が使用したタオルやコップ、料理で使用したお皿などは必ず洗うようにし、また布団にもウイルスが付着している可能性が高いため、病状から回復したら洗ったり清掃するようにしましょう。

感染者への対処法は、以下のことを気を付けてあげてください。

●できるだけ安静にし、栄養と十分な睡眠を取らせる。

●加湿器などを使って、部屋を乾燥させない。

●十分な水分補給をさせる。

インフルエンザの検査のタイミングと治療期間

インフルエンザに感染した場合、健康な大人であれば、特に治療などしなくても普通1週間くらいで自然治癒します。

ただし、症状が激烈であることや、他の人にうつすことを考えたら、医療機関で診察を受けて、正しい治療をしてもらうのがいいです。

ここで一つ注意点があるのですが、たとえ高熱などの症状があったとしても、インフルエンザのウィルスがまだ体内で十分増殖していない場合は、検査キットの性能上、「陰性」の判定となってしまう場合があるのです。

一般的に、感染から12時間以上経過すれば「陽性」と判定できます。

インフルエンザの検査でかかる費用は3割負担の場合は、実費で2000円弱です。

夕方熱が上がってインフルエンザが疑われるような場合は、すぐに救急病院などに行かずに、次の日の朝に病院へ行くのがいいでしょう。

ただし、小さな子供の場合はインフルエンザ脳症が怖いので、高熱が出たらすぐに病院へ連れていくのがいいと思います。

インフルエンザの潜伏期間はうつる?感染経路と予防法のまとめ

インフルエンザは非常に感染力の強いウィルスです。

家族の中に感染者が出てしまうと、小さな空間のなかですから、かなり高い確率でうつってしまいうことが多いです。

まず第一に、感染しないように予防をしっかりすること。

家族に感染者が出てしまった場合は、それ以上感染を広げないような対策を取ることが大切です。

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