今はロマンより現実主義!消える『6月の花嫁』/『ジューンブライド』はもう古い?

“6月の花嫁は幸せになれる”という言い伝え。

『ジューンブライド』という言葉が浸透したのは1967年~68年頃でした。

あなたは本当のジューンブライドの意味を知っていますか?

これを知ったらもう『6月の花嫁』に憧れを持つことはできなくなるかも・・・それでも構わないという方だけお読みください。

スポンサードリンク

実は少ない『6月の花嫁』人気はオータムウェディング!

現在既婚のカップルを対象に結婚パーティーを開いた時期のアンケートをとると、

1位 春~初夏(4月~6月)・・・・28.7%
2位 秋(10月~11月)・・・・23.9%
3位 冬(12月~3月)・・・・23.2%

という結果になりました。

「1位は春~初夏」という結果を見ると、やはり思い浮かぶのは『ジューンブライド』ではないでしょうか?

6月に結婚する花嫁は幸せになれるというアレですね。

しかしながら、6月は梅雨真っ只中

気候が悪すぎるのです。

世の女性は『ジューンブライド』という言葉に憧れを抱き、「6月に結婚式を挙げたい!」と熱望します。

・・・・まぁみんなに反対されますね。(笑)

現実問題、湿気で化粧やへセットは崩れるし、レンタルドレスに汗染みをつけてしまったら弁償ものです。

このようなことから、憧れてはいるものの実際には、“人生最良の日である結婚式にこんな思いはしたくない”と、『ジューンブライド』を諦める女性が多数なんですね。

最近では、気候がよいことなどが理由で、秋に結婚式を挙げる『オータムウエディング』が人気。

これから結婚しようとしているカップルが結婚式を挙げたい時期を調査したところ、

1位 秋・・・・53.1%
2位 春・・・・41.0%
3位 冬・・・・4.4%

という結果になっていることからも、オータムブライドの人気の高さが伺えますね。

また、お呼ばれする方も、「呼ばれたい時期は秋」という回答が41.0%を占め、1位となっています。

『ジューンブライド』は実は企業戦略

『ジューンブライド』の本当の意味をご存知でしょうか?

この概念はもともとヨーロッパで一般的な考え方で、3つの意味があると言われています。

【結婚の女神「JUNO」】
6月の月名である「JUNE」は、ローマ神話で結婚をつかさどる女神である「JUNO」に由来している。結婚や女性の権利を守護する女神に祝福された花嫁は幸せになるという言い伝え。

【気候】
ヨーロッパでは6月が一年の中で一番雨が少なく、気候もよい。また、「復活祭」が行われる月でもあるため、ヨーロッパ全体がお祝いムードに包まれる。多くの人々に祝福された花嫁は幸せになるという言い伝え。

【農閑期】
ヨーロッパでは農業の妨げになるという理由から、3月、4月、5月の3か月間は結婚が禁じられていた。そのため、結婚が解禁される6月に結婚式を挙げるカップルが多かったという。

スポンサードリンク

なぜはるか遠いヨーロッパに広まっていた『ジューンブライド』が日本でこんなに浸透したのでしょうか?

日本ではもともと、天候の悪さから、6月に結婚式をあげようとするカップルは少なかったのです。

あまりにも少なかったので、ホテルが売り上げを少しでも上げようと目を付けたのが、『ジューンブライド』でした。

「6月に結婚する花嫁は幸せになりますよ」と広めたのです。

それでもやっぱり最初のころは、無理して6月に結婚式をあげようという人はあまりいませんでした。

しかし、ホテルの空調設備が充実して、室内にいればジメジメする梅雨でも快適に過ごすことができるようになりました。
そこから一気に『ジューンブライド』は浸透していったようです。

『ジューンブライド』は結婚式場をもつホテルの企業戦略だったんですね。

私たちはままんまとその戦略にはまった訳です。

そう聞くと、『ジューンブライド』がなんだか色あせてきませんか?

それにしても日本の企業はすごいですね。

バレレンタインのチョコレートも、クリスマスのフライドチキンも全て企業戦略。

“みんなと同じが好き”な日本人の性質をよくわかっています。

消える『6月の花嫁』

最近では気候の良い秋に結婚式を挙げるカップルが多くなってきている、ということは先に説明した通りですが、それでも『ジューンブライド』はまだまだ女性の憧れであるのも事実です。

また、ホテルも売り上げを落とさないように戦略を立てています。
「式当日に雨が降ったらスパークリングワインをシャンパンにグレードアップ!」「6月の早期式場予約でウエディングケーキプレゼント!」などさまざまな工夫で売り上げアップを狙っています。

これで『ジューンブライド』が再び盛り上がるのか?と思いきや、

春~初夏にかけての時期にはもう一つ大きな問題があります。

花粉症です。

今や日本人の5人に一人は花粉症の症状に悩まされている時代。

もし花嫁が花粉症だった場合・・・想像できますよね。

鼻をかみすぎて鼻を真っ赤にしている花嫁なんてかわいそうです。

しかも、流行りのガーデンウエディングなんて花粉症の人とっては地獄ですから(笑)

私も花粉症ですが、花粉ピーク時には鼻水が止まらず、気づいたら垂れてたなんてよくあります。

花粉症問題は参加する方にとっても厄介ですね。

このように、さまざまな要因から「結婚式は秋に挙げるのがいい」ということが言えるのではないでしょうか。

これから秋に結婚式を挙げるカップルが増え続ければ、『ジューンブライド』という言葉自体すたれていくのでしょう。

まとめ

『ジューンブライド』が忘れられていくのはなんだか寂しい気もします。

しかし花粉症人たちにとっては、オータムウエディングの方が参加しやすいので余計なことを心配せずにお祝いできるのはありがたいですね。

スポンサードリンク

この記事の著者

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る