マクロビオティックとは?現代の食生活の問題点について

最近では、『マクロビ』『ゆるマクロビ』など、マクロビオティックの認知度は高くなりました。

しかし、マクロビをティックとは何かということを、きちんと理解している人はあまり多くないように思います。

自己流の間違った方法で、マクロビオティックを実践することは、逆に体調不良につながる恐れがあり、危険です。

そもそも、マクロビオティックとは一体どんなものなのでしょうか。

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マクロビオティックとは?

マクロビオティックという言葉は、『マクロ』『ビオス』『ティック』の3つの語からできています。

『マクロ』は大きな、もっとも大きなという意味。

『ビオス』は命・生命。

『ティック』は学問、方法という意味です。

古代ギリシャ時代から存在する言葉で、宇宙や自然の在り方に適した生き方をするための生活術のこと。

簡単にいえば、 健康に長生きするための生活方法 ということになります。

人間の生活で基本となるのは環境と食物であることから、マクロビオティックでは、この二つを非常に重視しています。
 
例えば、『病気の人が、気候のいい場所へ住処を移したら体調がよくなった』という話はよく聞きますよね。

これは、環境が健康状態を左右する、大きな要因の一つであることを意味します。

食べ物も同じで、人間の体に合った食べ物を食べることは、体を健康にし、心を穏やかにしてくれます。

逆に、人間にとって不自然な食べ物を摂り続けると、心と体に悪影響を及ぼす可能性があるということです。

現代の食生活の問題点とは?

現代の食生活の問題点は、大きく分けて4つ挙げられます。

●タンパク質の取り方
●脂肪分の取りすぎ
●砂糖の取りすぎ
●牛乳や乳製品

一つずつ見ていきましょう。

動物性たんぱく質は人の体に合わない?

現代では、タンパク質と言えば肉や卵などの動物性たんぱく質から取るという人が多いですよね。

しかし、昔の人は、動物性ではなく、主に植物性の食品からタンパク質を補っていました。

植物性のタンパク質と言えば、豆や豆腐、納豆などがすぐに思い浮かぶでしょう。

これらの食品も、もちろんタンパク質が豊富ですが、昔の人は穀物をタンパク質源としていたのです。

小麦、大麦、トウモロコシ、米などですね。
 
「米はタンパク質じゃなくて、炭水化物では?」
と思うかもしれません。

確かに、現代で一般に食べられている『白いお米』には、あまりタンパク質は含まれていません。

どういうことかというと、白いお米はもともと、茶色い玄米です。

 

この玄米の茶色い外側の部分を削って、白くしたものがいつも食べる真っ白いごはんなのです。

実は、この米の外側の部分には大量のタンパク質が含まれていて、外側を削るということは、栄養がある部分をわざわざ捨ててしまっていることになります。
 
米だけでなく、小麦なども同じです。

外側を削っていない小麦で作った小麦粉を見てみてください。

『全粒粉』と言われるものなのですが、全体的に茶色っぽい色をしているのがわかります。

米などを白くしてしまうと、十分な植物性たんぱく質を取ることができませんから、足りない分を肉や卵などで補っているのが、現代の食生活です。
 
動物性たんぱく質は、もともと人間にとって無理のある食べ方。

そのような食生活を続けてきた結果、現代の人の体や心に負担がかかり、本来持っていた人としての美しさが損なわれつつあります。

脂肪分の取りすぎに注意!

現代の食生活で、動物性の脂肪分の取りすぎが問題となっています。

本来、脂肪分は食物の中からあまりとる必要のない栄養分なのです。

炭水化物やタンパク質を取っていれば、余分な分は体が勝手に脂肪分へ変えてくれるのです。
 
体内の脂肪分が多すぎると、体は余分な脂肪を体の外へ出そうとします。

これが、皮膚トラブル、つまりニキビや脂性などの肌荒れとなって表れるのですね。

砂糖は体に毒?

チョコレートを食べて、気分が良くなったという経験はありませんか?

チョコレートなどを食べると、すぐに血糖値が上がり気分が良くなったように感じます。

これは、チョコレートに含まれる砂糖の影響です。
 
砂糖は、体内に入ると、すぐにエネルギーとなって、気分を盛り上げてくれます。

そのかわり、落ち込むのも速いのです。

気分が落ち込むのは、快適な状態とは言えませんよね。

この落ち込んだ状態を脱するために、また砂糖が欲しくなってしまい、やがて砂糖を取ることが習慣化していきます。
 
血糖値が頻繁に上がったり下がったりする状況が続くと、やがて糖尿病になってしまうリスクが高くなります。

砂糖には、このほかにもさまざまな悪影響を体に与えるといわれます。

牛乳を飲むとお腹が痛くなる理由

子どものころ、牛乳を飲んでお腹を壊した経験がある人がいるかもしれません。

これは、お腹が弱いこととは関係なく、牛乳に含まれている乳糖という成分を分解する酵素を持っていないことが原因です。

日本人は、この酵素を持っていない人が多いと言われています。

ですので、給食で牛乳を残したからと言って、確認もせずに子供を叱るのは危険かもしれませんね。
 
また、牛乳などの乳製品は、アトピーや喘息の原因となる可能性があるそうです。

マクロビオティックは何も食べれない?

ここまでの話を聞くと、

「マクロビオティックではお肉もお菓子も何も食べれない・・・」

と勘違いされるかもしれませんが、そういうわけではありません。

 マクロビオティックで「食べてはいけない」というものはない のです。

ただ、食生活に占めるお肉や砂糖などの比率を少しづつ少なくしていって、体に負担の少ない食生活をしていきましょうということです。

それに、マクロビオティックの基本食を続けていると、お肉や砂糖などをあまりほしいと思わなくなります。

マクロビオティックとは?現代の食生活の問題点についてのまとめ

マクロビオティックは、厳しい食制限のある食事法でも、怪しい健康法でもありません。

もともと人間が行っていた、自然と調和するような食事法、生活方法を取り戻そうという考え方です。

食の基本となる、主食を玄米に変えるところから始めてみませんか?

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